あなたに贈る
オーディションに合格するデモテープの制作方法
 デモテープはただ作ればいいというものではない。オーディションに合格するためにはいくつかのポイントをクリアーしなければならない。
 デモテープを送る立場と聴く立場のどちらも経験した、私のデモテープ制作のコツを伝授しよう。
 1.デモテープは頭の10秒が勝負!

 送られてきたデモテープは頭の10秒を聴くと、9割方のテープは全体が分かってしまう。つまり、頭10秒聴いてつまらないものは、そのままごみ箱へ直行していると思ってよい。
 テープを聴く人間はそんなに暇ではない。なるべく短い時間で判断をしようとする。10秒間に、「おっ」と思わせるものが無いとその先は聴きたいと思わないのである。
 まず頭10秒に念を込めろ!

 2.すぐに曲が鳴り出すようにしろ!

 聴く方はとにかく忙しいのである。テープの頭は音が悪いからといって30秒も空けてしまうと、音が鳴る前にごみ箱行きとなる。せいぜい5秒程度で音が出るようにしておこう。頭出しをしておくのも手である。  

 3.テープに入れる曲数はせいぜい3曲まで!

 曲をいっぱい持ってるからって10曲も20曲も入れる奴がいるが、それは逆効果。下手な曲が入っていると、マイナス点になってしまう。同様に同じような曲を3曲入れても意味がない、最高の自信作の違うパターンの曲、2〜3曲にしよう。

 4.ディレクターは8割がシロートである

 ディレクターはシロートだと思ってよい。よって完璧にアレンジされたものや、完璧に録音されたものに弱い。なるべくいいアレンジ、いい音で録音するように。

 5.資料は必ず同封すること

 よくテープだけ送ってくる人がいるが、こっちはいったい何のためにテープを送ってきたのか分からない。いくら素晴らしいデモテープでもこれでは意味がない。プロフィールや、自分は何がしたいのか、どうして欲しいのか等を書いたものを必ず同封すること(ただし簡潔に)。容姿がマイナスになる人以外は写真も同封するのがベター。

 6.コンセプトをはっきりさせる

 どういう音楽をやりたいのか、コンセプトをはっきりさせよう。コンセプトが無いという人は、まだデモテープを作る段階ではない。ボーカルを聴かせるのであれば、ボーカルが全面に出ていなければならないし、歌詞を聴いて欲しいというのであれば歌詞カード位は付けよう。中途半端なテープは、聴く方も中途半端で終わってしまう。

 7.レーベルを選べ

 ダンスミュージックのレーベルにフォークを送っても無視される。自分の曲に合ったレーベルを選択すべし。

 8.持ち物には名前を書いてね!

 小学生のとき、持ち物に名前を書いた記憶は誰にでもあると思う。あれと同じで、送るもの全てに名前、住所、電話番号等を記入すること。資料を整理しているうちに、バラバラになってしまったら、もうどれがどれだか訳がわからなくなるからね。
 写真は裏面に、カセットテープ等はレーベルに書いて張っておこう。ケースだけじゃだめだよ。
 付け足しだけど、よく郵便代ケチってテープだけ送ってくる人がいるけど、あれはごみ箱行きの原因になりやすい。整理しにくいからね。まあ、これは一概には言えないけど、特に応募要綱に明記してないなら、ケースに入れて送った方がいいかも。

 以上頑張ってくれたまえ!世界は君を待っている!
Q: 808さん > はじめまして。デモテープの送り方のページは参考になりました。ディレクターは完成品に弱いとのことですが、テープよりCDで自主制作したものを送った方がいいのでしょうか?教えてください。

A: 完成度が高い場合はCDの方がインパクトがあるでしょう。
 もうチョイの完成度の場合は、逆にテープの方が将来性を感じさせるツールになったりもします。
 CDを作ってしまっていたら、それをテープに落として送るという手もあります。これは、デモテープでもこの完成度というハッタリになります。
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